エリアコラム

歴史、自然、文教。落ち着きと利便性の両者が揃う牛田本町

牛田本町(うしたほんまち)は、広島市東区の西部に位置し、京橋川や旧太田川(本川)を境に、西側は西区、南側は中区と接する。水辺の憩いに加え、緑豊かな牛田山を望む立地にあり、自然が身近に感じられる落ち着いた住宅街だ。広島の都市部へのアクセスもよく、文教エリアとしても知られている。

牛田本町近くを流れる旧太田川(本川)
牛田本町近くを流れる旧太田川(本川)

路線バスやアストラムラインで都心部への移動もフットワーク軽く

牛田本町周辺は路線バスが発達している。例えば、「牛田本町」バス停からは広島の都市部である広電バス「八丁堀」停留所まで約10分、「広島駅」停留所まで約12分、「市役所前」停留所まで24分と、良好なアクセスとなっている。乗り換え不要のため、通勤・通学の負担も減り、便利だ。

「牛田本町」バス停
「牛田本町」バス停

また、牛田本町は、アストラムライン(広島高速交通広島新交通1号線)「牛田」駅を最寄り駅に持つ。 広島有数の繁華街である紙屋町や八丁堀に近い「県庁前」駅、「本通」駅へは、「牛田」駅から乗車約6分ほどでダイレクトアクセスが可能だ。

アストラムライン「牛田」駅
アストラムライン「牛田」駅

「牛田」駅から2駅の「新白島」駅はJR山陽本線とアストラムラインの交差地点に開設された駅であり、ここまで出ればJR線に乗り換えることもできる。「広島」駅まで出れば新幹線も通っており、都市部への高速バスも豊富に出ているので、出張など遠出の際にも困らない。

公共交通機関以外では、祇園新道や県道37号線も近くに通っているため、自転車や自動車での移動も便利。目的に合わせてうまく交通機関を使いこなしたい。

生活を支えるショッピングスポットも充実

周辺は、買い物施設も整っている。午後10時まで営業する「マックスバリュ 牛田店」などが入るショッピングモール「サンベルモ」、「フレスタ 牛田本町店」、「ウォンツ 牛田旭店」など、日常的に使える規模のスーパーやドラッグストアが周辺に多い点がうれしい。「DCMダイキ 安芸白島店」やコンビニ揃っているため、目的によって使い分けたい。

「サンベルモ」
「サンベルモ」

買い物施設に加え、人情溢れる「牛田商店街」もこの街の魅力の一つだ。「牛田商店街」は、「広島」駅からバスで10分程度の位置に立地する商店街。鮮魚店や肉屋はもちろん、病院等もあり、便利な商店街となっている。「牛田商店街」で毎年夏に開催される「ほおずき祭り」は、屋台の他、ステージでの吹奏楽やバンドの演奏等が行われ、地元の人々の大きな楽しみにもなっている。

「ほおずき祭り」の様子
「ほおずき祭り」の様子

牛田本町エリアはホッと一息つけるようなカフェなどのグルメスポットも点在している。街のベーカリー「こばぱん 牛田店」、「ブーランジェリーラネージュ」、「ブランジェリーヒロ」やコーヒー専門店の「カフェラスター」、モーニングが楽しめる「cafeGrow」等があり、休日ものんびり楽しめそうだ。「ブルーキャットニップ」などの雑貨店もあり、近場でショッピングを楽しむこともできる。

安心・安全の子育て環境が整う

牛田本町周辺は文教地区としても知られている。午後8時まで延長保育可能な「広島光明学園」、「あやめ幼稚園」、1874(明治7)年に創立し、児童数も多く伝統のある「広島市立牛田小学校」、「広島市立牛田中学校」、「安田女子中学高等学校」、「広島女学院大学」など、保育園から大学まで幅広く集まる。

 

広島市立牛田小学校
広島市立牛田小学校

文化財である「木造如意輪観音菩薩坐像」や「光明寺」、「安楽寺」といった寺院など、歴史的な美しい景観も残っているため、落ち着きがあり、子育てをする街としてもふさわしい。また、子どもたちの安全を守るため、毎週パトロールを実施したり、乳幼児と保護者が集う場所として地域に子育て支援オープンスペースが設けられたりしており、子育てにあたって安心の環境が整っている。

リフレッシュスポットも身近に

牛田本町には緑豊かな公園も存在する。中でも「牛田公園」や「新牛田公園」は街を代表する憩いのスポット。「新牛田公園」には、ミニチュアガーデンや桜並木があり、四季折々の花を楽しめる。また、テニスコートや多目的広場もあり、無料で利用することができる。
少し足をのばしたところにある白島エリアの「中央公園」には、「ひろしま美術館」や「5-Daysこども文化科学館」「広島グリーンアリーナ」などが集積しているので、こちらも休日のお出かけスポットにうってつけだ。「広島城」もこのあたりから程近い。

「牛田公園」
「牛田公園」

生活環境・教育環境が整い、交通利便性も兼ね備えた牛田本町。この街では、落ち着きのある理想の暮らしを送れることだろう。